2007年09月17日

本当だよ。あそこに妖精がいたんだ。

9月も半ばにさしかかった先週、突如と言うか、ようやく秋らしさを感じる風が吹くようになった。この調子で、夏の猛暑が長引いた分を挽回して、月末にはバナナで釘が打てるくらいの、或いは思わずボル汁で氷のモニュメントを作って雪祭りに出展してしまうくらいの氷点下ワールドに一気に突入してほしいものだ。
そこまで行けば、胸を張って異常気象と呼べる。

さて、そんな異常気象を期待する私をよそに、”孤高のクリエイター”世話係がまたレンガとセメントで怪しげな物を作ったのだが(下記画像参照)、制作中の彼女は、鬼のような形相でまるで何かに乗り移られたかのような集中力を発揮しているように見える。



【孤高のクリエイターの作品】
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そこで、今回私は彼女の集中力の源になっているものの正体を探るべく、細心の注意を払い彼女の制作現場を観察することにした。
すると、観察を始めて数分後、思いもかけない事実が私の眼前で展開されたのである。





妖精だ。妖精が表れたのだ。























fig1.貴重なたらいの精の写真
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世話係の底知れぬパワーの原動力となっている物の正体がようやく私にも理解出来た。
茂みの中に隠れて森と同化した私は、息を潜めて夢中でシャッターを切った。

たらいの精はリラックスしているように見えた。野生動物には必ずと言っていいほど備わっているはずの警戒感が、たらいの精には見てとれなかった。









fig2.警戒感は感じられない
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しかし、突如たらいの精がこちらを向いた。まさか森と同化し、一本の枝となっている私の気配を察知したというのか!?
















fig.3察知
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もはや、長居はしていられなかった。これ以上の取材はたらいの精の生活環境の破壊に繋がりかねない。私が出来ることは彼らをそっとしておくことだけだ。
私は出来るだけたらいの精を刺激しないようにその場を離れることにした。












fig.4たらいの精との別れ(また会えるさ。涙はいらない)
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今回の出会いは私に多くのことを教えてくれた。
孤高のクリエイターの集中力の源となっている、たらいの精。たらいは水を張っておくだけ為の物ではなかった。そこには、現代社会で生きる私達が忘れかけていた何かが存在しているのだ。

たらいを見かけたときはよく観察してみるといい。きっと、あなたにもたらいの精が見えるはずだ。









by家来壱
posted by borzoi | Comment(15) | ボルゾイ伝説 .