「コボルの名前ってサムとディーンですよね?」
って、聞かれた。
別の知り合いには、
「眉次郎と眉子は元気ですか?」
って、聞かれた。
まあ、どちらでも通じるので特に問題はない(違うかも)
そんなコボル達に元コボルが加わると、コボルトモトコボルとなって、さらに友子さんが加わると、コボルトモトコボルトトモコになって、さらに素子さんが加わるとコボルトモトコボルトトモコトモトコになって、ひじょうにややこしい。つまり何が言いたいのかというと、彼らが集まると、今時の子供はおそらくやらないであろう、非常にレトロな遊びが展開されるわけなのである。
それが、
電車ごっこだ。

電車ごっこと言うが、外見の可愛さに反比例して実力は間違いなく本物だ。
羊の皮を被った山羊だ。
見ての通り、田舎ではメジャーな3両編成だ。
通称「ボルートレイン」。
昭和の香りを感じるレトロなネーミングは私のお気に入りだ。
2両目までが全席禁煙の指定席で3両目が自由席。6枚綴りの回数券を買うとお得だ。
計12個の車輪を持ち、安定感のある走りを実現した電車だ。
これだけでも充分に速いのだが、それに加えて3両目のジェット噴射の推進力は、この世の物とは思えないスピードを生み出す。
言うなれば、加速の鬼だ。
どうしてもジェット噴射が出にくい場合は、前日にさつまいもを与えておけばいい。
帝政ロシアの時代には、この姿で狼を追っていたために、馬がどうしても追いつけなかったというのは有名な話だ。
そんな技術の粋が集まった夢の電車だが、連結時には多少のショックを伴うのは構造上致し方ないところだ。
今後の改善点

マニアなら、早朝からホームでカメラを構えることだ。
その際、シャッター速度は1/1000以上が望ましい。
by家来壱




























