家来1です。最近助手席のセレスが無理矢理
ハンドルを切ろうとします。
そう。俺たちは、まだ右も左もわからないほんの小さなガキだった。怖い物なんて何もない、
飛行機が墜落したって自分だけは助かると信じて疑わなかった、本当の恐怖を知らないただのガキだった。 ・・・・・あの
夏の日までは・・・
俺たちは深い森に分け入っていた。生い茂った葉の隙間から漏れる
日光は弱く、まだ昼間だというのに辺りは薄闇がたちこめていた。
トニー(11才):ジョージ。
ジョージ(12才):何だ、トニー。
トニー(11才):だいぶ来たな。
ジョージ(12才):ああ、もう2・3時間になるな。
トニー(11才):ところで、帰り道を覚えているか?
ジョージ(12才):簡単なことさ。来た道を帰ればいいのさ。
トニー(11才):ああ、その通りだ。・・待て、家があるぞ。
茂みの中から2人の前に小屋が現れた。
イエィ(ヤッチャッタナオマエ)
ジョージ(12才):不気味な家だな。
トニー(11才):ああ、何か出そうな感じだな。
ジョージ(12才):なあ、トニー。いい考えがあるんだ。
トニー(11才):じつはおれもあるんだ。
トニー(11才)&ジョージ(12才):入ってみようぜ!
家に入る2人
ギィ

ツカイマワシダーイヽ(`Д´)ノ
まっくらですだ
ジョージ(12才):くそ。真っ暗で何も見えないぞ。
トニー(11才):心配するな、ジョージ。こんな事もあると思っておやじの
ジッポーを持ってきてるぜ。
ライターを付けるトニー
ジョージ(12才):あ、あれは・・・
トニー(11才):うわぁぁぁぁああ??。何か用ですだか?
ジョージ(12才):ト、トニーやばいぞ。
トニー(11才):お、おれも今そう言おうと思ってた所だ??
入り口の方を振り返る2人。
ジョージ(12才):こ、こっちにもいるぞ、トニー!
トニー(11才):うわぁぁぁ??ナンカヨウデスカ?
トニー(11才):まさかこいつらはただの犬じゃないのか!
はいですだ。
トニー(11才)&ジョージ(12才):返事してるし??(゚Д゚;)
どうやってその家から出たのか覚えてないが、俺たちは命からがら脱出して、森の中を決して振り返ることなく走り抜けた。
森の家、そしてあの怪しい生き物たちは一体何だったのか。
あの森の1日が果たして現実の出来事だったのかさえあやふやになりながら、俺たちがBSSの存在を知るのはまだ先のことだった。
by 家来1