2005年03月19日

番外編 ゴールデンレトリバー伝説

 うちのゴールデンレトリバー、マイラにも伝説はあります。
ボルゾイ好きの皆様ごめんなさい。今日はこのマイラについてお話しします。

マイラと言えば、頑丈な体と持久力、共に兼ね備え、ちょっと柵に足が引っかかったからと、ピィーピィー、ヒャーヒャーと泣くボルゾイ達とは異なります。柵に足が引っかかろうが、何事もないかのように破壊しながら突き進みます。

その石を投げろ、と飼い主の手元を見つめること10分。投げるまで今か今かと、しっぽをふりふり、待ち続けます。根気に負け、「よ〜し、マイラが疲れるまで投げてやるぞ。」
投げてはマイラがくわえて持ち帰ること30回、もっと投げろと興奮のまなざしで見つめ続け・・・

だから、投げ始めたくなかった・・・と、なるのです。

     おねだり              半強制的要求
ねぇ、投げて〜ほら、投げろ


そんなマイラがまだ1歳半くらいの時、テラと一緒に、初めて海に連れて行きました。今では決して海では放しませんが、誰もいなかったので、目を光らせながら、自由にさせてやることにしました。


そして30分後。


飲んじゃ駄目。と制止していたにもかかわらず、私たちの目をぬすんで飲んだのでしょう。   海の水・・・


はしゃいで走り回っているマイラにふと目をやると


お尻が大変なことに!







ホースから蛇口全開の水を出したように、お尻の穴から海水が!


それは我が目を疑う光景でした。
ユー  と、飛び続ける液体。体の中の全ての水が吹き出して、1分後には死んでしまうのかと慌てふためきました。

おまけに若かった私たちは、直ぐに海水を飲んだからとは気付かずに、突然発病してしまったのかと思ったのです。


これは大変な病気だ!死ぬ


とにかく病院だ!半泣き錯乱状態の私たちは2匹を呼び戻し、車までなんとかたどり着きました。

そして気付いたのです。このお尻から水のほとばしっている犬をどうやって車に乗せよう。

早くブルーシート!ずっと前から車の奥に押し込んでいたブルーシートを見つけ出し、丁寧に敷きました。さあ、乗せよう。

見るとお尻の水は止まっています。ここでやっと冷静になれました。

原因は海水だ。

何となく塩水を飲ませてはいけないとは、分かっていましたが、こんなことになるとは・・・



元気いっぱいで走り回っているマイラを見て、とりあえず、水道水を飲ませよう。ということになり、近くで水をもらい、飲ませました。

それ以降、マイラの体調に悪いところは見あたりません。本当に丈夫な犬です。


無知だった私達の責任ですが・・

とりあえず、
マイラを海に近づけるな。  これが我が家の教訓です。




                        by 世話係
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2005年03月18日

女子中学生にとってのボルゾイ

免許証の写真が変質者に見える、家来1です。
      -------------------パスポートの写真は凶悪犯罪者です。

 最近超田舎的生活を見たという知り合いの今時の中学生に、突然こんな事を言われました。
「ねえねえ〜、ウィルスをゴッドファーザーにしてぇ〜。絶対いいって。まじウケるって。超見たい〜〜」

ウイルスをゴッドファーザーにして。







ウイルスをゴッドファーザー。










ウイルスを
増殖こそわが人生



ゴッドファーザー
ロバート・デ・ニーロ―挑戦こそわが人生











(・ω・´)

ナンデスカ、ソレハ







というより




無理です。

 いくら、神の子と呼ばれる私でも、ウイルスをマフィアの親分に変えることは出来ません。(マフィアにコネも無いし)
 いや、もしかすると、
巨大な勢力を誇り、FBIでさえ手出しが出来ない組織の頂点に立ち、その姿を見た者は未だかつていないと言われる謎のドンの正体が、新興IT企業の本社ビルと一体化したコンピューターシステムに接続された、透明な容器に入った緑色の液体=意志を持ったウイルスだった・・・というのなら、ウィル・スミスとサンドラ・ブロック出演で映画化が実現するかもしれませんが、いずれにせよ、

 私にはできません。

という旨をやむなく伝えたのですが、その女子中学生、こう言いやがりました。
「はぁ?家来1(呼び捨て)ナニ言ってんのぉ?ばっかじゃな〜い」


ばっかじゃな〜い


ばっかじゃな〜い


ばっかじゃな〜い







(゚Д゚;)




ウイルス【virusラテン】
 遺伝情報を荷う核酸(DNAまたはRNA)とそれを囲む蛋白殻(カプシド)から成る微粒子。蛋白・脂肪・糖質を含む外被(エンベロープ)を持つものもある。大きさ20〜300ナノメートル。それぞれのウイルスに特異な宿主細胞に寄生し、その蛋白合成やエネルギーを利用して増殖し、それに伴い細胞障害・細胞増殖あるいは宿主生物に種々の疾病を起す。宿主と種類により動物ウイルス・植物ウイルス・昆虫ウイルス・細菌ウイルス(バクテリオファージ)に大別。人や動植物の病原体。濾過性病原体。バイラス。ビールス。
→病原体。                 
                       広辞苑第5版
 
ゴッド‐ファーザー【Godfather】
1.カトリック教会で、子供の洗礼に付き添い精神的な親としてその子の信仰の深まりをたすける人。ラテン系諸国では世俗的援助も行う。教父。代父。
2.マフィアなどの最高実力者。親分。
          広辞苑第5版



 彼女はさらに続けます。
「あのねぇ、家来1(呼び捨て)の飼っているウイルスを、サングラスかけて黒いスーツを着せて、ゴッドファーザー風にして、ホームページのギャラリーで出してって言ってんの。まじウケるって」

 何となくつかめてきました。うちには、シリウスというおりこうさんがいます。



ここまで読んでくれたあなた。すでに、オチ、見えましたね?




「それ、うちの犬のこと?」

「そう。ウイルス」

「シリウス?」

「あ、そう。それそれ、シリウス」




 
ばか【馬鹿・莫迦】
(梵語 moha(慕何)、すなわち無知の意からか。古くは僧侶の隠語。「馬鹿」は当て字)
 おろかなこと。社会的常識に欠けていること。また、その人。愚。愚人。あほう。
                       広辞苑第5版







ていうか、

似てるのか?シリウスとウイルス。







ウイルス
放っておくと増殖します
                     
                   by 家来1
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2005年03月16日

秘密兵器

 ドッグジョグが無かった頃、自転車でセレスを引くことがありました。田舎のため、ほとんど人や車の通らない、舗装された道があります。山際をくねくねとはしるその道は、小さな集落を越えると行けども行けども家がありません。

これは体力作りに最適。往復3〜4キロを変速機付きママチャリで3日に1回ほど行っていました。

ある日、自転車の時速が分かるという小さな装置をネットで発見。これはいい。ボルゾイの走るスピードとはどの位のものか。と思い、即購入。

一向に取り付けてくれる様子のない家来1にしびれをきらし、自分で付けてみることにしました。

微調整をしながら・・

凄い!ダメもとで取りかかったのにきちんと時速が表示されている!しかも、距離も時間も分かる。(当然?)

感激した私はそのまま散歩に出発しました。行きは登り気味の道のため、帰り道が勝負です。

ついにやってきました。下り道、おもいっきり自転車をこぐと・・・


こっ恐〜い


自転車の前輪が震えだし今にも自転車から放り落とされそうに・・


メーターを見る余裕もありません。????????


その上、セレスは間違いなくスピードをセーブして走っています・・


ボルゾイの走るスピードをこの私が測ろうなんて馬鹿な考えでした。[:悲しい:]

私がメーターをチェック出来たのは13キロまで。いったい彼らは何キロで走っているのでしょう・・・




                     by 世話係
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2005年03月15日

ボルゾイとの会話 - 後編 - 犬は名前を認識しない?

冬は靴下をはいて寝る、家来1です。
               ----------前編はこちら

 さあ、今回も電波パワー炸裂でドカーンと逝きましょう。

 とあるTV番組で登場した、どこだかの教授(だか研究所所長だか)が仰っていた一言。正確には覚えていませんが、こんな内容でした。

「犬は自分の名前を名前として認識できません。あれは、単なる条件反射です。」

 つまり彼曰く、かのパブロフの実験と同じようなもので、
 名前を呼ばれる=餌をもらえる・誉められる・触られる等の行為=嬉しいこと 
 という一連の流れで、
 名前を呼ばれる=嬉しい事が起こる→条件反射でシッポを振る→きゃあ、この子名前が分かるんだ♪=飼い主ヨロコビー
 
 と言う、勘違いが起こるそうです。
 確かに一理あるかもしれません。
 私たち人間は、今まで聞いたことがない"言葉(=名前)"を覚えるには、まずは使われる場面との関連付けでその"言葉"を認識しようとします。これは犬でも同じことで、つまり、"名前"を呼んでから餌を与えることによって、名前=(餌がもらえて)=なんだか嬉しい、という関連付けが出来るわけです。
 当然この時点では名前は名前として認識されてはいませんので、前述の教授(だか研究所所長だか)の説は正しいと言えます。

 ここまでは。

 問題はこの後です。私達人間はどのようにして、その"言葉"を自分の名前として認識するのでしょう?
 
 ご飯が与えられる時にだけ発せられる言葉であれば、それは単にご飯が出てくるおまじないにしかすぎません。しかし、その言葉が、様々な場面で頻繁にかけられるとすると・・・。どこかに連れて行かれる時。優しく頭を撫でられる時。そして、叱られる時。
 ご飯が出てくるおまじないだった"言葉"は、それ自身がさらに多くのシチュエーションで使われることによって、次第に実体を形成していき、その結果、言葉=名前というアイデンティティが確立されるのです。
 これって、




犬も同じだと思いませんか?



 

おれさまに名前がわからないとおもうのか?
せれすですだ


 それでは、我が犬舎での犬と人間の脳内コミュニケーションの取り方の一例をあげます。もちろん「お手」や「お座り」だけではありませんし、どれも根気強くジャーキー片手に教え込んだ技ではありません。日常的にごく普通に彼らの方からやってくれる行動です。
 例えば、ご飯時でも何でもない時間にうちの大ボスセレスを呼びます。
「セレス〜」
 手にご飯の器を持っている時は喜びいっぱいでしっぽフリフリです。名前を呼ばれて喜んでしっぽを振っているように見えますが、手に何も持ってないと、「何か用か」という表情でこちらを一瞥するだけです。 常に餌を与える時に名前を呼んでいるのにも関わらず尾の一振りもありません。
 つまり、空腹の時に嬉しい対象はセレスという名前ではなくて、ご飯の入った器なのです。
 また、うじゃうじゃ集まっている時に
「1頭だけ呼んで車に乗せたい。」
 ということがあります。こういう時は目的の犬にリードをつけて群れから分けますよね、普通。

 甘〜い小沢さ〜ん 

 名前を呼べばそいつだけ来ます。
「セレスだけおいで」
 という具合に。

 それから、こう質問をしてみます。
「セレス、マイラは?」
 マイラというのは、うちの野郎どものうちの1頭なのですが、これはうちの犬や人の名前(知っている名前)なら誰でも構いません。
 さて、この時のセレスのとる行動はつぎのうちどれ?(某動物番組風に)
 1.無視する
 2.しっぽを振る
 3.マイラの方を見る
 4.テレパシーでビュビュビューンと教えてくれる
 

 マイラの方を見ます。
 
 ちらっと、視線と鼻先だけを動かして。
「あっちにいるだろうが。見えないのか?」
 といいたげな怪訝そうな表情をして。これは微妙な動作なので、注意していないとわからないですが、明らかに、"マイラ"という言葉を仲間の"マイラ"の名前と認識していると言うことです。
 
 いくらでもあります。

 餌を与えるときに、複数頭分持って行きます。うちではそれぞれに決まった器も所定の場所も無いので、餌を置くときに「はい、これセレスの、はい、これシリウスの」という具合に差し出すんですが、どの犬も指定された自分の餌以外には決して手を出しません(人間が見張っていれば)
 
 
 
 だから、名前くらい分かるんだってば、教授だか研究所所長〜

 ゴールデンのマイラは、ボルゾイ達にはないスキルを持っています。
 うちのテラ子さんは放浪癖があって、時たま夕暮れ時の河原や裏山でプチ行方不明になるのですが、
「マイラ、テラさん連れてこい」という変なコマンドで、確実に迷子のテラを探しだし連れて来ます。
 あと、これ、キャンプで役に立つのですが、木の枝をマイラに渡して
「これ、世話係に持って行って」という変なコマンドで、普通に世話係に木の枝を届けます。

 実は、極めつけは、そのプチ行方不明のテラさんなんですが。この子、名前を認識するどころか実は我が犬舎1のとてつもない技を持っています。これについては後日"ボルゾイの技"で。


 よく、名前を呼んで犬を叱るなと言いますが、うちでは、餌をやるときも、褒めるときも、散歩に連れて行くときも、叱るときも、あらゆる場面で名前を呼びかけて、言葉をかけてあげます。名前を呼んで、ジャーキーをあげることもあれば、口を握って注意することもあります。要するに、人間と接するときと何一つ変わらないのです。
 そして、その結果、名前は名前として実体を持つのです。


                      by 家来1

 
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2005年03月14日

ボルゾイの母性本能

 我が家のボルゾイ テラは、別名、音無テラ子(おとなしてらこ)といいます。
日々の生活では、とにかく大人しく、家の中にいても、半日、どこにいるのか分かりません。トイレの回数も他の犬より少なく、あれをくれ、それを開けろなどと、誰かさんのように命令したりしません。

誰かさん
王者

ボルゾイを飼うのは、テラが初めてだったのですが、あまりにも大人しすぎ、すこしつまんな〜いと思うくらいでした。(おかげで2頭3頭とふえてしまった。)
でも、いったん川など広いところに行くと、マシンガンテラに大変身です。マシンガンのように規則正しいホームで、弾丸のように速く、美しく走るのです。その姿を初めて見たとき、すっすばらしいものを見た!と、背筋がゾゾゾッとしました。

そんなテラですが、万年少女と言った感じで、母性本能があるのだろうか、と疑問でした。

ところが、テラの子供のシリウスがまだ幼かったある日、犬専用車(4ドアのぼろ車)で川に6匹を乗せて行った時のことです。
田んぼの真ん中を通る道、車中はひしめき合い、体重オーバーで車体が沈み、悪路に車の底を擦りながら走っていました。時速は、10キロと言ったところでしょうか。

みんなが窓の外をわくわくしながら覗き、セレスに至っては助手席で、箱乗り状態、ウォウオ〜とおたけびをあげていました。(意外とのりのり犬。)

その時です、ワワワワワン!ワワワ・・ともの凄い怒りの声がし、家来1も世話係も飛び上がりました。???????i?????j

後ろを振り向くと、半分開いた窓からシリウスが身をのりだし、今にも飛び出ようとしています。その後ろからテラが気が狂ったように叱りとばしているのです。シリウスはあまりもの迫力に車の後ろに逃げ込んでしまいました。

すごい光景。人間の親子と同じだな。と関心をし、危ないからと更にスピードを落とした時です、(ほとんど止まっている状態)

ドスン!! ゴロゴロゴロ・・

なっなんだ!あわてて振り向くと、テラが窓のほうを目を豆粒のようにして、

「なんだあれ。」

と、じっとみつめているのです。その平然さに、何もなかったのかなと思いました。シリウスもいるし・・・
  

ええ!!
マイラがいない!(ゴールデンレトリバー)


自分の子供じゃなければ車から落ちてもいいのか????????

外に目をやると大喜びで走り回っているマイラが・・・マイラは車が止まったと思い、待ちきれず窓から飛び出したのでした。?????[???i???j

それから川に行くときは、窓を少ししか開けません。
テラに母性本能があることは分かりましたが、兄弟分でもあるマイラにさほどの感情も無いことがわかりました。

もうシリウスも大人になってますが、相変わらず仲のいい親子です。今でも、強い絆で結ばれているようです。???n?[?g

仲良し親子


                     by 世話係
posted by borzoi | Comment(3) | ボルゾイ伝説 .